木の良さ

日本の木も素晴らしい

木と人との相性ほど良いものはないと思っています。 なぜ好きかと聞かれると、単純に見ても触っても気持ちいいからです。

風景を見ていると、日本の山はすばらしいと感心するところがあります。世界では『森林破壊の影響で砂漠化』なんて最悪のところもありますが、日本には『植林して育てる』というなが~い時間をかけて引き継いできた文化と技術があるからです。

祖父が木を育て、父が家を建てる。また父が木を植え育て、私が家建て(られるかな?)、また木を植える。そして次の世代に引き継ぐ。いくら時が過ぎようともこのサイクルを崩してはいけないと考えています。

杉の木は植樹してから一人前の大木となるまで50年から60年歳月を必要とするそうで、この間、草刈り、枝打ち、間伐など山の手入れはとても時間がかかります。まして急斜面での作業は体にこたえます。

これだけ良い文化と技術があるのに、最近輸入品が幅を利かせているのが残念です。日本で使われる建材の8割が輸入品だとか・・・理由は簡単で、日本の木は『手間がかかっている分高い』からに他ならないのです。

価格の安さに目を引かれるのは当然なのですが、同じ種類の木にしてみても場所や気候の影響で性質が違うのです。例えば奈良県の吉野杉、秋田県の秋田杉、静岡県の天竜杉などブランド名がつくほど差があるんす。

家を建てるにしてもその土地の木を使う方が家と自分、お互いが同じ場所で呼吸をしながら長く、そして気持ちよく生活していけるのではないでしょうか。

日本の木で家を建てたいものですね。すばらしい日本の森林を次の世代に引き継げるように。

ログハウスになる木は?

ログハウスも例外ではなくというか・・・元々北欧や北米から伝わった建物ですから輸入材を使ったものが多いのです。

もちろん日本の木も負けてはいませんよ!

ウェスタンレッドシーダー

ダグラスファー

オウシュウアカマツ(欧州赤松)

スプルース

ヒノキ